港湾・海岸エキスパート制度の概要
日本は、食料の約6割,エネルギーの約9割を海外に依存しており、それらを輸入する玄関である港は私たちの暮らしを支える重要な施設となっています。また、私たちが暮らす日本は、台風来襲地帯,地震多発地帯に位置し、災害を受けやすい自然条件下にありますが、港は災害発生時にも復旧・復興のための緊急物資の輸送拠点や復旧活動を行うオープンスペースとして重要な役割を果たします。こうした状況から、地震や台風等で災害が発生した時に港湾・海岸施設の被災状況をいち早く把握し、緊急な復旧活動を行う必要があります。しかしながら、大きな災害が発生すると、通信・交通手段が麻痺して大混乱となることが予想され、いち早い対応を行う為には、各方面からの被災情報や情報提供が大切です。こうしたことから、災害時に港湾・海岸施設・管理に専門的な知識や経験を持ったボランティアの皆さんに港湾・海岸施設の被災状況を把握・報告してもらい、復旧活動をいち早く行う「防災エキスパート制度(港湾空港部)」を発足しました。 |
防災エキスパ-トとは、中部地方で発生した地震・津波・高潮・波浪の大規模災害後に港湾・海岸施設が一日でも早く復旧出来る様にボランティアで活動を行う港湾・海岸施設の管理について専門的な知識や経験を持った人のことをいいます。 防災エキスパ-トの仕事は次の通りです。 |
(1995年兵庫県南部地震,神戸港) | (1995年兵庫県南部地震,神戸港) |
防災エキスパートパンフレット PDFでご覧いただけます。 (718KB) |
防災エキスパ-ト(港湾空港部)事務局 〒460-8517 名古屋市中区丸の内二丁目1番36号 TEL 052-209-6328 国土交通省 中部地方整備局 港湾空港部 港湾空港防災・危機管理課 |